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おたゆ

時間はあるけど「やる気」と「お金」は無いでござる。妄想大好き。

PX-Q3PEで全録実験してみた

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今まではPT2を使ってPCでTVを録画や視聴していました。

動作は超安定ですが、地デジ2チューナーだと足りないことが増えてきました。

そこで、地デジ4チューナーの「PX-Q3PE」と交換することに。

地デジ2チューナーの「PX-W3PE」という商品もあって、そっちのほうが安定しているそうです。

そのせいか、地デジ4チューナーの「PX-Q3PE」よりもスペック的には劣るのに、価格は同じかそれ以上だったりします。

「PX-W3PE」と「PX-Q3PE」は、2017年2月くらいに生産終了したようです。

今後はPTシリーズと同じく高値になることが予想されるので、欲しい人は在庫があるうちに購入しておきましょう。

 

ちなみに、新製品としてUSB接続のTVチューナーが2種類出ました。

2チューナーの「PX-W3U4」と、4チューナーの「PX-Q3U4」です。

USB型だと接続は簡単だし、ノートPCや小型PCでも使えるようになります。

ただ、USBケーブルやACアダプタなど、余計な線が増えます。

物理的な弱点が増えるのです!

何かのタイミングで線が外れるなどして録画失敗したら泣いちゃいますよ。

そういう事もあるので、安定性を少しでも高めるために外付けタイプは避けてきたのですが、今後は内蔵型の新製品が出るのかわからない状況になってしまいました。

内蔵派の人は故障時の交換用なども確保しておいたほうが良さそうです…。

 

 

購入した「PX-Q3PE」を取り付けようとした時に、ふと思った。

交換じゃなくて 増設(追加)でいいんじゃね!?

部屋を探したら地デジ化の時に購入するも使わなかった分配器と分波器を発掘。

行けそうだ!

ちなみに、「分配器」は放送電波自体を分けるもの。

「分波器」は放送電波内の「地デジ電波」と「BS/CS電波」を分ける機械です。

お間違えなく。

音声で例えると、分配器は音声をそのままで分けるもの。

分波器はステレオの左音声と右音声を分けるようなイメージです。

余計わかりにくいかな!?

 

「PX-Q3PE」は、8チューナーあるのに「地デジが1系統、BS/CSが1系統」なので、接続が楽です。

これが色々と問題も生むのですが…。

 

使用準備

公式からBDA Driver Ver.1.3をダウンロードしてインストール。

株式会社プレクス パソコン・パソコン周辺機器メーカー PLEX

 

GitHubから「BonDriver_BDA改」と「Plex PXシリーズ3波チューナー用BDASpecialプラグイン」をダウンロードして、Readmeの配置例を読みつつ設定。

基本的にはチューナーの数(地デジ4 + BS/CS4)だけdllとiniをコピーして名前変更するだけ。

github.com

github.com

 

私はEDCBを使っているので、さっそくEDCBでチャンネルスキャンをしてみると…問題なし!

あっさりと動いちゃいました。

PT2とPX-Q3PEは同時使用できるよ!

ちなみにWindows 10 Anniversary Update完了済みのPCです。

 

Signalが弱い

テストとして8チャンネル全てで数時間録画や同時視聴してみると…なんかS3チューナー(BS/CSの4チューナー目)でDropする時がある。

EDCBは「ドロップログを出力する」設定にすると、何時何分何秒にドロップして、その時のSignal(受信レベル)はいくつだったかのerrファイルを出力してくれます。

errファイルを詳しく見てみると、ドロップ時のSignalは11~12。

改めて全チューナーのSignalを確認すると、PX-Q3PEの地デジは19~22でBS/CSは13~14でした。

PT2の地デジは29~30で、BS/CSは16なので、PX-Q3PEの受信感度はちょっと悪い。

 

Google先生に尋ねてみると、どうもPX-Q3PEは内蔵ブースターが強すぎて感度が悪くなる時があるとのこと。

これはメーカーも把握しているようで、公式ドライバにもブースターの強さを調整するUtilityファイルが同梱されています。

うちでは、それで下げてもまだダメでした。

 

減衰器(アッテネーター)で信号をさらに弱くすれば改善されるかも、ということでアッテネーターを追加注文。

どのくらい弱くすればいいのかわからなかったので、3種セット商品を選択。

2000円くらいです。

さっそくあれこれつけて試してみると、見事に改善!

うちでは-10dBを付けて、ブースター設定はノーマルがいい感じ。

地デジは19~22だったのが25~28に。

BS/CSは13~14だったのが14~15になりました。

PT2には届きませんが、ドロップしない程度には安定。

最大を目指すよりも全体の平均値が大事で、特にT3とS3のSignalが重要です。

そのチューナーがドロップしない程度のSignalを超えていれば他も大丈夫かと。

 

普通、信号が弱いと思うよなぁ。

まさか強すぎてダメとは。

知らずにブースター買ってたら逆効果でしたよ。

危ない危ない。

先人たちに感謝。

こういうのがあるからPTシリーズと比較すると不安定、などと言われているのでしょうね。

 

全録の実験

PT2とPX-Q3PEを合わせると全部で12チューナーです。

地デジが6でBS/CSも6。

予定外にチューナーが増えて余っていることだし、いつかやってみたいと思っていた「全録」の実験をしてみることに。

 

全録は24時間全番組を録画するということです。

関東の地デジは「NHK総合」「NHK Eテレ」「日テレ」「TBS」「フジテレビ」「テレビ朝日」「テレビ東京」の7局あります。

さらに「TOKYO MX」や「テレ玉」などのローカル局と、「スカパー!ナビ」があります。

最大で10チューナーですが、一般的にはEテレ、ローカル局、スカパー以外の6チャンネルかEテレとローカル1チャンネルを含めて8チューナーあたり。

 

今回は8チューナーを想定しての実験。

とはいえ、まだ地デジ6チューナーしか無い&他に録画するものがある。

結局、地デジ4 + BS/CS4の8チューナーで実験することにしました。

 

HDD

容量が多くなることが予想されたので新規にHDDを購入。

この時はWDよりも安かったのでSeagateに。

3TBで7200rpmです。

それを外付けHDDケース…と言っていいのかわかりませんが、パンのトースターみたいに上から直接ぶっ刺すケースにつけてUSB3.0で接続。

これ、3年以上使っていますが楽でいいですよ。

2.5インチもいけるし。

とりあえずベンチマークをとっておきました。

使用量が無い(断片化がない)とは言え、結構な速さです。

USB3.0はいいね!

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地デジの容量

30分で約3GB。

1時間で6GB。

24時間で144GBです。

これが8チャンネル分だと1152GB(約1.2TB)です。

7日間保存するには8TBくらい必要です。

 

ワンセグの容量

30分で約80MB。

1時間で160MB。

24時間で3.84GBです。

これが8チャンネル分だと30.72GBです。

7日間保存するには220GBくらい必要です。

画質は悪いですが、圧倒的な低容量。

 

BSの容量

地デジよりもビットレートが高い(画質が良い)ので、30分で約4.5GB。

1時間で9GB。

24時間で216GBです。

これが8チャンネル分だと1728GB(約1.8TB)です。

7日間保存すると13TBくらい必要です。

かなり厳しい。

 

HDDへの書き込み速度(転送速度)

地デジが1チャンネル「1.8MB/秒」程度。

ワンセグが1チャンネル「0.5MB/秒」程度。

BSが1チャンネル「2.7MB/秒」程度です。

 

BSを8チャンネルだとしても「21.6MB/秒」なので、内蔵HDDやUSB3.0接続のHDDなら余裕ですね。

USB2.0や、100MbpsのNASだと厳しいかも。

1000Mbps(1Gbps)のNASなら大丈夫…かな?

 

地デジ4チャンネル(ワンセグ含む)と、BS4チャンネルを同時録画していたときの図。

この時は14MB/秒でした。

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予約方法

手動で録画だと大きな1つのファイルになってしまうので、番組表と連携させて自動録画させたい。

EDCBの場合は「自動予約登録」で検索キーワードを「半角スペース1個」にすると全番組を自動予約対象にできました。

サービス絞込でテレビ局を1つだけ指定。

録画設定では使用チューナーを強制指定(固定)して、録画フォルダもテレビ局ごとに分けて準備完了。

これで1チューナーで1テレビ局を全録です。

凄い眺めですね。

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番組数は1局につき7日間で200~300あるようです。

ニュースや5分番組があるとは言え、多いんだなぁ。

この数だけの動画ファイルができるということなので、管理や検索ソフトも必要になりそう。

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実験終了後に思ったこと

実験では8チャンネルを2日間(48時間)の連続録画に成功しました。

今回は3TBのHDDだったので2日間で限界です。

一番の心配は転送速度でしたが、意外と低め。

 

あとはもう一枚PX-Q3PEを追加して、HDDの容量8TBというのをクリアできれば8チャンネルを7日間の全録ができそうです。

録画後に自動エンコードしていけば容量は減らせますがCPUパワーが必要。

www.otayu.com

 

ハードウェアエンコードのQSVかCUDA(NVENC)を導入したほうが良さそうかな。

最近のならどちらも次世代のH.265に対応してるので画質も問題ないでしょう。

うちのは古いPC(Ivy BridgeとGTX760)なのでH.264まででしょんぼり。

新しいのが欲しいぞー。 

保存先のHDDもUSB3.0の外付けではなくてNASの方がいいかも。

スマホやネットワーク内の他のPC、TVなどでも再生出来るようになるし、最近はNASにHDMIがついてて直接再生できるのもあるそうで。

便利そうだー。

というわけで、PX-Q3PE交換日記の予定が全録実験になってしまったお話でした。

PT3はプレミア価格になっているのでPX-Q3PEで妥協するのもいいと思うよ!