おたゆ

時間はあるけど「やる気」と「お金」は無いでござる。妄想大好き。

RuntasticとPanoBikeを組み合わせると走行距離が短くなる

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サイコン代わり

私はクロスバイクを2台持っているのですが、1台にはサイコン(サイクルコンピューター)を付けていません。

代わりにスマホを取り付けて「Runtastic Road Bike PRO(ランタスティック)」を起動しています。

iPhoneではなくてAndroidです。

 

スマホ取り付けは定番のミノウラ製。

少しケチって類似品を買って、すっぽ抜けてスマホを壊しでもしたら修理で数万ですからね。

節約のつもりが余計にお金がかかったらシャレにならない。

ここは無難に定番商品を選びますよ。

最近流行りの大画面スマホ(5.5インチ)にも対応しているので安心。

自分がスマホホルダーを使うのはこれが2つめです。

1つめはワンタッチで取り外しできるタイプ(iH-100S)を使っていましたが、結局1回も取り外すことはなかったので、しっかりと固定できるタイプにしました。

 

ロードバイクと違って、クロスバイクのハンドルは太さが一定ではなかったり少し曲がっていたりします。

そういう所に取り付けしようとすると、このクランプでも動いてしまいました。

付属のシートだとちょっと薄すぎる。

そこで、厚さ1mmのゴムシートを購入して、挟んでみたところいい感じに。

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ボンレスハムのように少し食い込むくらい締めれば、どんな凸凹道を走っても「おじぎ」はしませんでした。

強めに押しても動かないレベルで固定されています。

はみ出すので見た目は悪いですが、少し幅を広めにゴムシートを切るのがポイントですかね。

何も考えずに買っちゃいましたが、天然ゴムは紫外線に弱く屋外使用には向かないそうです。

これから買う人はシリコンゴムにしましょうね。

しょんぼり。

安いケイデンスセンサー

スマホをサイコン代わりにしばらく乗っていたのですが、精度がちょっと悪い。

特にスピード。

スマホのサイコンはGPSでの測定ですが、そもそもGPSはどんなに受信状態が良くても5~10mくらいの誤差があります。

正確な測定には向いていません。

距離はだいたいあっていますが、スピードは参考程度でしょう。

止まっても動いてますからね。

わかってはいたものの、ちょっと不満。

 

やっぱりサイコン買うかなーとAmazonを見ていた時に発見したのがTOPEAKの「PanoBike Speed & Cadence Sensor」です。

これは商品名通り、スピードとケイデンス(ペダルの回転数)が測定できます。

しかも定価が5000円と安め。

ワイヤレスのサイコンを買うのと大差ない。

それでいてケイデンスも測定できる!

説明を読む限りはブルートゥーススマート(BLE4.0)対応みたいです。

評判やレビューは賛否両論という感じ。

まぁ、メーカーもトピークだし大丈夫だろうと購入。

 

説明書は同梱の大きな紙ではなくて、日本語公式で公開しているのを見たほうが全部日本語なのでわかりやすいかも。

サイクルコンピューターのジャンル内にPDFであります。

TOPEAK トピーク [取扱説明書]

 

自転車への取り付けは、フレームによって距離が近かったり遠かったりと色々あるみたいですが、私のフレームでは特に問題もなく完了。

マグネットが3つあることに気づかなかったくらいですかね。

パッケージには4mmの小さいのが2つと、6mmの大きいのが1つはいっています。

6mmのはマグネットホルダーにくっついていたので、はじめは気づかなかったのです。

4mmだけだとなんかスカスカするし磁力も弱いなぁと思ってましたよ。

6mmに重ねれば強力です。

 

一度取り付けると電池の場所が裏側(ホイール側)になって交換が面倒なので、初めから新しいのを使ったほうがいいかも。

この商品に限らず、付属の電池はテスト用だったり、放電してたりしますからね。

使用電池はCR2032。

100円ショップの無メーカー激安品やバルク品ではなくて、Panasonicやマクセルなどのパッケージに入っているメーカー品にしておきましょう。

特別高いものでもないし、新品なら安心です。

数ヶ月で使えなくなったという人は、普通に電池切れじゃないかなー。

 

スマホでBluetooth(ブルートゥース)をONにしてRuntastic Road Bike PROを起動。

設定でケイデンスセンサーに接続すると…見事に認識!

あっさりとペアリング成功です。

やったよ!!

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軽く走ってみると、ケイデンスはもちろん、スピードの反応速度もバッチリです。

当たり前だけど止まればすぐ0になります。

GPSだとなりません。

これで精度も上がるなムフフ…と乗り続けること数ヶ月。

衝撃の事実が発覚したのでした。

 

なんか距離短くね!?

PC版のGoogleマップは距離を測ることが出来ます。

右クリックから「距離を測定」を選ぶだけです。

ルート検索で途中のルートをマウス操作で変えて測定することも出来ます。

 

私がいつも走っている定番コースがあるのですが、そういえばどのくらいの距離なんだろうとGoogleマップで調べたら13.2kmでした。

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そのコースを走った時のRuntastic Road Bike PROの記録を見てみたら10.42km。

なんか距離短くね!?

約21%の差ですよ。

もちろんタイヤの円周はセットしてあります。

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よくよく調べてみると 「PanoBike Speed & Cadence Sensor」をつける前までの記録は正常でした。

PanoBikeをつけてからの記録は全部距離が短い結果に。

誤差とは言えないほどの差。

まさかここまで距離が違うなんて思いませんよね。

衝撃でした。

 

Google先生に尋ねてみると同じような人がいました。

cycle.photo-blog.jp

 

どうやらiPhone版のRuntasticは大丈夫だけど、Android版のRuntasticだと差が出てしまうようです。

こちらの方の記事は約1年前です。

1年経った今でも変わっていないということは…そういう仕様なんでしょうね。

あきらめます…。

 

せっかく買ったのに使えないのは悲しすぎるし、距離が違うのはもっと悲しいので、他のアプリを試すことに。

Runtastic Road Bike PRO有料だったのにな~。

 

その中で最終候補に残ったのは、この2つ。

「Cateye Cycling」と「Ride with GPS」。

どちらもユーザー登録なしでも使えるのがいいですね。

気軽に試せます。

 

Cateye Cycling

サイコンで有名な、みんな大好きキャットアイの公式アプリです。

もちろん表向きはキャットアイ製品向けのアプリなのですが、PanoBikeでも普通に使えます。

play.google.com

 

日本語対応で画面もわかりやすいです。

データは「CAT EYE Atlas」「STRAVA」「TRAINING PEAKS」「Facebook」「Twitter」との連携ができます。

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日本での知名度は抜群なので、公式WEBのユーザーデータも多いです。

他の人とデータを共有してワイワイやりたいならこれでしょう。

他の人の走行データを見てるだけでも楽しいです。

www.cateyeatlas.com

 

気になった点は2つ。

 

1. 地図とデータを同時表示できない。

私は地図を多用するのでちょっと不満です。

さらに、地図は自分を中心に追ってくれません。

 

2. 表示項目のカスタマイズが出来ない。

基本的なのは表示されているので、そこまで必要ないですけどね。

 

Ride with GPS

Runtastic Road Bikeと似たような性能のアプリ。

表示できる項目は1画面に5つで、20種類以上からカスタマイズできます。

地図とデータの同時表示はもちろん、大画面表示も可能。

ガーミン製品との連携もできるようですが、持っていないのでわからず。

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有料会員になるとLive Logging(リアルタイムで走行場所をマップに表示)、ナビ機能(前もって自分でルートを作成)、走行データの編集(異常値を削除するなど)も使えるようです。

play.google.com

 

PRIVACY ZONES

面白い機能としては「PRIVACY ZONES」設定があります。

これは指定した地点を中心に、特定の範囲内のルートを非表示にする機能です。

ようするに家バレを避ける機能ですね。

公式動画の中盤くらいから見るとわかるかと。

www.youtube.com

不特定多数に走行ルートを公開したいときでも安心。

ありそうで無かったナイス機能。

ただ、範囲が円状なので、上下左右の消えてる部分をいくつか調べれば中心地点がわかっちゃう可能性も。

少しずらしておいたほうが無難です。

無料会員だと1ヶ月に1回しか設定できないので慎重に。

 

タイヤ周長の自動測定

もう1つの面白い機能は「タイヤの円周(タイヤ周長)」の自動測定。

これは公式な機能ではない気がしますが、結果的にそうなっています。

アプリの初期状態だとタイヤ周長の設定が「-1」だったかになっています。

PanoBikeなどとペアリングしてしばらく走ると、自動的に適切な周長にセットされます。

私の時は約2088にセットされていました。

使っているタイヤは23cです。

キャットアイのタイヤ周長ガイドだと「2096」です。

実際のタイヤ周長は空気圧や体重によって変わります。

私は空気圧を少し低めにして体重もヘビー級なので潰れて短くなっているのだと思います。

もちろん、多少の誤差もあると思いますが。

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そもそもなんでこんなことができるのかというと、このアプリはタイヤ周長を距離測定に使っていないからです。

実際に走った距離から回転数を逆算して補正しているのだと思います。

それじゃ距離は参考にならないな、と思うかもしれませんが、むしろ逆。

恐ろしいくらいあっています。

これはGoogleマップで走行距離を自動的に測らせているのだと思います。

ほとんどは地図にある道を走るのだから、合理的です。

でも、思いっきり蛇行したり、Googleマップに表示されない道、GPSが使えないトンネル内を経由して、ルートが飛んだ場合はどうなるんだろう…。

まぁ、普通に使う分には問題ないと思いますよ。

 

気になった点は1つだけ。

 

1. 英語のみ。

基本的なことはわかりますが、細かい設定などはわかりにくいかも。

ちなみに、初期設定は走行データを公開する(Public)になっているので、気になる人は変更しておきましょう。

 

 

将来的にキャットアイ製品を使うつもりだったり、仲間内でデータを共有したかったり、STRAVAと連携させたいなら「Cateye Cycling」が無難でしょう。

この道は走りやすいからもう少し走ってみよう。

信号待ちが面倒だから真っすぐ行ってみよう。

などなど、私は頻繁に寄り道や遠回りをして、走ったことのない道を突撃することが多めなので、地図も走行データと同じくらい重要です。

普通に迷子になりますからね!

そこで、地図もデータも同時に見れる「Ride with GPS」を使うことに決めました。

 

データの移行

Ride with GPSはWEBからデータを見ることも出来ます。

アップロードもできるのでRuntasticのデータをアップロードしてみることに。

ridewithgps.com

 

まず、Runtasticのページから走行データをダウンロードします。(Export)

走行データを開いて「Options」から選択です。

tcx形式とgpx形式とkml形式が選べます。

あとで判明しますが、tcx形式だと間違った距離のままアップロードされてしまいます。

tcx形式の方が情報量は多いみたいなので普段はtcxの方が良さそうですが、今回はgpx形式でエクスポート。

一括では出来ないようなので、1つずつ手動でコツコツと…。

「Previous」で一つ前の走行データに移るので活用しましょう。

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一通りExportが終わったらRide with GPSのアップロード画面へ。

こっちは一括で出来るので楽です。

あとは待つだけ。

UPDATE(とDELETE)ボタンが出ますが、押さなくてアップロードは完了しています。

 

1つずつ走行データを確認してみたら…距離が直ってる!?

Runtasticでは10.42kmの走行データだったのが、Ride with GPSに移行させると13.4kmになっています。

Googleマップの距離測定だと13.2kmなので誤差の範囲です。

Runtasticでも走行データ自体はちゃんと記録されているけど、表示する時に何かしらのバグなのか仕様で短くなっているのかもしれないですね。

その反面、最大速度が間違って登録されます。

98.2km/hも出せないって!

距離を取るか速度を取るかです。

私は距離を取りました。

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もちろんRide with GPSで直接測定しているなら速度も正常に記録されます。(たまに飛びますが)

データ移行だと変わる場合がある、ということです。

 

バッテリー

これはしょうがないですが、今までは使っていなかったBluetoothを使うようになったので電池の減りが早くなった気がします。

保険としてモバイルバッテリーをバッグに忍ばせています。

スマホがQuick Charge2.0や3.0対応なら、30分の充電でも40%くらいは回復するので早いです。

サイコン代わりに使うなら、スマホのそういう仕様も見ておいたほうがいいですね。

あとがき

今はケイデンスセンサーがある自転車ではRide with GPS。

ない自転車ではRuntastic Road Bike PROを使っています。

自転車ごとの合計走行距離を分けられるから、これはこれでいいかも。

 

パノバイクは2015年からずっと、Amazon売上ランキング上位です。

それだけ売れているということです。

普通は距離が違うなんて考えないですよね。

調べようとも思わない。

気づいていない人は、意外と多いのかもしれません。

そして、スマホがAndroidなのかiPhoneなのかで評価が変わってきそうです。

 

サイコンだってタイヤ周長をあわせなければ、今回ほどではないですが、ずれます。

自分で取り付けした人の中には未調整の人もいそうです。

タイヤを交換して太さが変わったのに未調整の人もいるかもしれません。

 

あなたの走行距離、本当にあっていますか?