読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

おたゆ

時間はあるけど「やる気」と「お金」は無いでござる。妄想大好き。

「おかしもちぽ」の意味は?「教科書で学べない災害」視聴日記

TV視聴日記 池上彰

f:id:otayu:20160302193209j:plain

 

2016年3月1日

櫻井翔×池上彰 「教科書で学べない災害」

www.ntv.co.jp

  

今年も3月11日が近づいてきました。

もう5年が経つのですね。

 

3月は東日本大震災を扱う特別番組が増える時期です。

3月1日に放送した「教科書で学べない災害」は、震災に限らず様々な災害から命を守るヒントを紹介してくれる番組でした。 

 

スーパーやコンビニで地震にあったら「買い物かごで頭を守る」

これは結構有名だと思いきや、正解率は7%(10~70代男女200人中)だそうで。

買い物かごって、丈夫ですからね。

日常的に重い米や油なんかを大量に入れられるようにできてるわけですし。

そうなる前に店が交換しているんだろうけど、壊れた買い物かごって見たこと無いもんなぁ。

素手で頭を守る時は手の甲を上にする

上から物が落ちて来ると無意識のうちに手のひらを上に向けて守ろう(受け止めよう)としてしまう。

これだと、割れたガラスなどが落ちてきた時に、手首の動脈が切れて危ない。

手の甲を上に(遠くの人にOKを伝える時のようなポーズに)したほうが安全。

 

これは初めて知った!

なるほどねー。

素手に限らず、何かを持って頭を守るような時も、手首を守るように下を向けて持ったほうが良さそうです。

これは普段からかなり意識していないと上に向けてしまいそうですね。

 

f:id:otayu:20160303095655j:plain

  

学校の教科書は4年に1度改定される

中学校の教科書は今年の春から変わって、東日本大震災の記述が大幅に増えたとのこと。

池上彰は以前から中学校の「公民」教科書の著者の1人で今回も関わっている。

なので、他の出演者が、いっその事「池上彰の公民」にすれば売れるんじゃないかとの冗談w

 

公民に限らず、学校の教科書って今考えると豪華ですよね。

世の中の知識人達が現代に合わせて作られる本。

国語なんか良いとこどりのベスト盤みたいな感じですよ。(名作の一部を多数収録)

学生時代は見たくもなかった本ですが、今はなんかちょっと欲しくなる。

 

火山毛

エルターレ火山は粘り気が少なく流れやすいマグマ

その火口近くに敷き詰められた黄金に光る毛。

これはマグマが噴き上がった時に出来る細いしぶきが瞬間的に固まって風に飛ばされた

「火山毛」と呼ばれるもの(現象)。

富士山もエルターレ火山と似たようなマグマの質で、過去に「火山毛」が降ったとみられるそうで。

 

火山フサフサやん!

見た目は完全に「毛」なので、一昔前なら未知の生物の証拠にでも使われそう。

自然の神秘です。

 

避難の合言葉「おかしも」

「お」さない

「か」けない

「し」ゃべらない

までは昔からの防災標語。

「も」どらない

は後から追加したので、年代によっては知らない人も。

「おかしも」は阪神大震災以降、消防庁のガイドラインに紹介されて全国に広がっていった。

 

学校によってはさらに

「て」い学年優先

違う学校では

「ち」かづかない

「ぽ」けっとに手を入れない

が入るそうで。

 

もう長いよ!

「おかしもち」までは語呂が良くて覚えやすそうです。

 

自分で考えて行動する

危険が迫っても「大丈夫だ」と思い込んで逃げようとしない「正常性バイアス」という心理がある。

多数派の動きに同調する心理(多数派同調バイアス)もあり、周りが避難しないから自分もしない、と考えてしまう。

これは逃げ方にも影響して、混んでいる方にわざわざ行ってしまう。(1つの出口に集中してしまう)

「自分で考え行動しよう」という話。

 

1つの出口(非常口)に集中しやすいのは昔からやっていたけど、正常性バイアスについてはここ数年な気がします。

正常性バイアスの例として、韓国の大邱地下鉄放火事件で煙が充満する電車内から逃げようとしない人、御嶽山の噴火を撮影する人、そして東日本大震災の津波避難がよく取り上げられます。

自分はそうならないようにしよう…とは考えていても、緊急地震速報が来ても何も行動できていないのが現実です。

ダメですね…。

 

災害時の人間の心理を紹介した本。

ガソリンスタンドは安全

街中で広い公園などが近くにない時は「ガソリンスタンド」に一時避難する。

危険なものがあるからこそ、耐震・防火基準が厳しく、安全に作ってある。

 

下のページで阪神・淡路大震災直後の写真が見れますが凄いですね。

周りは倒壊しているのにガソリンスタンドはしっかり残っています。

なんとなく危険なイメージがしますが、実際は一時避難場所としてかなり優秀そうです。

覚えておかないと。

 

www.oitasekisyo.jp

 

究極の保存食

削る前の「かつお節」(硬い棒のような状態の物)こそ、究極の保存食。

賞味期限 約2年。

栄養の塊。

長時間食べられる。

うま味のもとで生きる気力がわくとの事。

この状態で買っている家庭はそんなに多くないと思います。

さすがに持ち歩くのは大きさや匂いで厳しそうですが、一家に一本あれば日常でも非常時でも役立っていいのかもしれないですね。

 

ラップは非常用グッズとして便利

包帯代わりに使える。

ねじって三つ編みにするとロープ代わりに使える。

新聞紙と一緒に巻いて腹巻き。

などなど応用範囲が広い。

ラップは日常でも使うし、そんなに高くもない。

短いタイプなら非常袋に入れて持ち運びもできそう。

使用期限も無いみたいだし、これは良さそうです。

 

ツナ缶ランプ

ツナ缶は即席のランプになる。

さらに、使い終わったら食べる事ができる。

 

 

かつお節よりは取り扱いや持ち運びが楽そう。

これなら家庭に1つくらいは合ってもおかしくないでしょう。

火をどうやってつけるかという問題もありますが、覚えておくと役立ってくれそうです。

 

ちなみに、ツナ缶の種類によって燃焼時間に差があるそうです。

豊臣秀吉は2度も大地震に襲われた

それがきっかけで「豊臣秀吉の天下」が早く終わったかもしれないと言う話。

 

1586年

「天正地震」

徳川家康を討つための前線基地だった大垣城が倒壊。

長浜城も壊れ家臣を失う。

家康を討つのは断念して平和交渉へ。

 

1590年

豊臣秀吉が天下統一。

 

1596年

「慶長伏見地震」

完成したばかりの伏見城が倒壊。

その後、豪華な城の再建を命じたが「負担が大きい」と大名たちが離れる。

 

1598年

豊臣秀吉が病死。

豊臣秀頼が後継者になるも、徳川家康が影響力を強め政権内の対立が激化。

 

1600年

徳川家康の天下に。

 

日本では以前から歴史を変えた大地震が起きていると。

全然知らなかった…。

東日本大震災の時も混乱しましたが、日本と自然災害は切っても切れない関係のようです。

 

「津波てんでんこ」の意味は?

「津波が来たらてんでばらばらに逃げなさい」

 新しい教科書の半数以上で紹介されている言葉。

「てんでん」「てんでんこ」は、東北の方言で「各自」「めいめい」を意味する。

 

外出先で津波が来そうだと知った時、家にいる親やおじいちゃんおばあちゃんを助けなきゃ、と戻ってしまうと一緒に犠牲になる。

てんでんこに逃げると言っていたから「みんな逃げているはず」だと信頼して、自分も逃げる。

家にいる親やおじいちゃんおばあちゃんも、「家に居ない家族は勝手に逃げているはず」だと信頼して、1人で逃げる。

結果的に家族みんなが助かるという考え方。

 

これは深いですね…。

不安な時はどうしても家族一緒に逃げたくなるはず。 

自分が助けなきゃと思ってしまうはず。

そうじゃないよ、と。

それだけ津波は早いということですね。

迷わず逃げる。

 

あとがき

出演者は6人と少なめで変な演出も無し。

知らなかったことが多く、勉強になりました。

 

こういう単発の特別番組こそTverで流せばいいのにな、と思ったのでした。